第7回 CEFIA フォーラム
2025年2月13日 開催 アリストンホテル神戸、兵庫県神戸市(ハイブリッド開催)
第7回CEFIAフォーラムを2025年2月13日に兵庫県神戸市にて開催しました
CEFIAフォーラムは、ASEAN地域におけるクリーンエネルギーおよび脱炭素技術の開発を加速させるための官民連携を促進するプラットフォームとして、毎年開催されている官民フォーラムです。
CEFIAフォーラムの日本開催は初めての試みであり、第7回CEFIAフォーラムはASEAN Centre for Energy (ACE) の協力のもと、経済産業省が主催し開催します。
第6回CEFIAフォーラムの成功を基に、第7回フォーラムではアジア太平洋地域の政策立案者、産業リーダー、専門家の間での連携をさらに深めるべく、ダイナミックなプラットフォームを提供しました。
第7回フォーラムでは、脱炭素化を推進するための実践的な解決策、クリーンエネルギー技術の促進、そしてネットゼロ目標達成に向けたパートナーシップの強化に引き続き重点を置きます。
フォーラムの背景
数十年にわたり、ASEAN+3(中国、日本、韓国)の各国間では、エネルギー分野において多様な協力活動が実施されてきました。これらの活動は、エネルギー効率の向上やエネルギー転換の促進において大きく貢献してきました。このような取り組みをASEAN地域全体でさらに推進するためには、知識を深め、情報交換を促進し、政策設計を伴うプロジェクトやプログラムをASEAN+3諸国間で開発することがますます重要となっています。このため、能力開発プログラム、国際会議・ワークショップ、共同実現可能性調査や実証プロジェクトなど、さまざまな活動が必要とされています。
これらの活動を促進するため、日本が提案した新たなイニシアチブである「CEFIA(Cleaner Energy Future Initiative for ASEAN)」が、2019年9月5日にタイ、バンコクで開催された第16回ASEAN+3エネルギー大臣会合で発表されました。
CEFIAは、ASEAN地域におけるクリーンエネルギーと脱炭素技術の導入の促進を目標とし、官民セクター間の協力を支援するプラットフォームとして機能します。
フォーラム日程
2025年2月13日(木)
8:30-15:00頃 (現地日本時間、GMT+9)
開催場所
アリストンホテル神戸、兵庫県神戸市
公式ウェブサイトはこちら
アジェンダ
セッション | 時間 (JST) |
アジェンダ |
オープニング | 8:30-8:40 |
オープニング・開会挨拶 • 大串正樹 経済産業副大臣 |
8:40-8:43 | 集合写真 | |
8:43-8:48 |
• 経済産業省 国際資源エネルギー戦略調整官 粕谷 直樹氏 |
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8:48-8:58 |
第6回フォーラムの振り返り等
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8:58-9:02 |
第7回CEFIAフォーラムの概説 • 片山玲美 BCG |
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セッション1: 既存フラグシッププロジェクトの取組
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9:02-9:50 |
このセッションでは、既存のCEFIAフラッグシッププロジェクトの主な成果を紹介し、再エネ・省エネ脱炭素技術の推進における支援内容および今後の支援計画について概説いたします ・RENKEI制御 一般社団法人 電子情報技術産業協会 Peoy Ying Lee氏
・Net Zero Energy Building (ZEB) 一般財団法人 省エネルギーセンター 技術専門家 山本 克彦氏
日本鉄鋼連盟 主幹 加藤 文隆博士
フォレストエナジー株式会社 代表取締役 沼 真吾氏
ダイキン工業株式会社 田中 弘行氏
古河電池株式会社 鈴木 葵氏
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コーヒーブレイク |
9:50- 10:00 |
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セッション2: CEFIAにおける クロスカッティングの取り組み
モデレーター:ACE(未定) |
10:00-10:30 |
このセッションでは、気候変動対策のためのクリーンテック革新およびアントレプレナーシップの発展を促進させるため、公的・民間金融の活用についての情報を提供します
グリーンイニシアチブファイナンスの推進
JAIFプロジェクトの近況発表 |
セッション3: CEFIA 新フラグシッププロジェクト- 水素・アンモニア
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10:30-11:20 |
このセッションでは、水素・アンモニアに関する日本の先進的な技術を紹介し、CEFIAを通じてASEANの脱炭素目標を支援するための計画および地域協力の可能性を概説します
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 水素・アンモニア課 宮川 耀太朗氏
一般財団法人 水素バリューチェーン推進協議会 担当部長 河田 勝氏
一般財団法人クリーン燃料アンモニア協会 事務局次長 上野 俊一朗氏
JH2A, CFAA
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セッション4: 日本の先端技術等の紹介
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11:20-12:00 |
このセッションでは、CCUSを含む日本の先進技術を紹介し、CEFIAを通じてASEANの脱炭素目標を支援するための地域協力の可能性を模索します
三菱重工業株式会社 GXセグメント 企画管理部 兼 脱炭素戦略室 主席部員 伊藤 弘二氏
積水化学工業株式会社 PVプロジェクト チーム長 別所 毅隆氏
みずほフィナンシャルグループ 執行役員 サステナブルビジネス部長 角田 真一氏
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ランチ |
12:00-13:00 |
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セッション5: ASEAN各国の脱炭素化への道程とCEFIAの役割
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13:00 - 13:50 |
このセッションでは、ASEAN各国による脱炭素化に向けた取り組みの現状、および今後のCEFIAの役割について考えを共有します
・ASEANにおける脱炭素化の進展、目標、およびパートナーやAPAECフレームワークにおける再エネ・省エネ関連国際機関との取り組み Ms. Mardika Firlina, Associate Officer of Energy Efficiency and Conservation Department, ACE
・各国の優先事項および視点:脱炭素目標の達成とCEFIAによる潜在的な支援の可能性
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クロージング | 13:50-14:00 |
閉会挨拶 ・経済産業省 イノベーション・環境局GXグループ地球環境対策室 木村 範尋 交渉官 ・Dr. Zulfikar Yurnaidi, Head of Energy Modelling and Policy Planning (MPP) and Energy Efficiency and Conservation (CEE) Department, ACE |
グループフォトセッション | 14:00-14:05 |
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ネットワーキングディナー |
18:00- 20:00 |
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